人権センターの沿革

 

人権教育啓発推進センターは1987(昭和62)年に総務庁(現総務省)を主管官庁とする財団法人として、地域改善啓発センターという名称で産声をあげました。当時の活動は、地域社会における部落差別などの人権侵害をなくすための教育・啓発を中心としていました。

 

その後1997(平成9)年には組織名を財団法人人権教育啓発推進センターと改称し、同時に取り上げる人権課題の範囲を大きく広げて、活動も拡大しました。2000(平成12)年には人権ライブラリー(法務省委託)を開設し、一般の方々に対する人権に関する情報サービスを供与できるようになりました。

 

2012(平成24)年には、公益財団に移行し、人権に関する国際的・国内的動向を踏まえ、日本における人権問題の教育、啓発のためのナショナル・センターとなることを目指して活動を継続しています。特に、府省庁、地方公共団体、企業、NGO等、人権教育・啓発活動を行う各種団体への支援と連携を図り、広く日本国民全体に対する情報提供と啓発を行うことに努力を傾注しています。

 

公益財団法人 人権教育啓発推進センターのあゆみ

 

1987(昭和62)年10月 財団法人 地域改善啓発センターとして設立
1997(平成 9)年 4月 財団法人 人権教育啓発推進センターに改組・改称
2000(平成12)年 7月 千代田区一番町から港区新橋二丁目に移転
2000(平成12)年12月 人権ライブラリーを開設
2005(平成17)年 3月 港区新橋二丁目から港区芝大門二丁目に移転
2012(平成24)年 4月 公益財団法人に移行