芝大門人権講座 「国立ハンセン病資料館見学と桜並木を巡る」を開催します! ≪受講無料≫

  だいたいテキスト

 

 1996(平成8)年の「らい予防法」廃止により、約90年間に渡るハンセン病患者や回復者の方々に対する強制隔離政策は終わりを迎えました。

さらに、2001(平成13)年の熊本地裁判決を受け、国はそれまでの施策の過ちを認め、様々な法整備や取組が行われてきたところです。

 しかし、そうした状況にも関わらず、ハンセン病回復者等へのホテルの宿泊拒否事件が起こるなど、偏見や差別は依然として残っています。

 そこで、国立ハンセン病資料館の見学と資料館学芸員の金貴紛さんのお話、映画「あん」の舞台となった多磨全生園、そして同園入所者の皆様が長年に渡り植樹された美しい桜並木を巡り、ハンセン病患者、回復者、そしてその家族の方々が経験された想像を絶する悲惨な偏見と差別の実態を学び、二度とそのような過ちを繰り返すことのないよう、考え、伝え、行動する機会として本講座を開催いたします。

 

 

 

■内容:

●11:00~11:10 オリエンテーション

●11:10~11:50 ビデオ視聴

●11:50~14:00 各自昼食/お花見/多磨全生園内散策(外観のみ)

ハンセン病資料館 常設展示等見学 ※各自弁当、敷物等持参

●14:00~14:55 「ハンセン病問題の歴史と資料館のあゆみ」

*金 貴紛 さん(国立ハンセン病資料館学芸員)

●15:00~15:10 納骨堂へ案内(希望者のみ)

 

 

■ 講 師

金 貴紛(きん きぶん)さん

国立ハンセン病資料館学芸員

 

講師紹介

国立ハンセン病資料館 学芸員。現在、館内だけではなく、学校を中心とした館外における社会啓発活動にも力を入れ、活動を行っている。

共著や論文に、「戦後ハンセン病療養所における文化活動とその意味-絵画活動を中心として-」、「ハンセン病療養所における盲人組織の設立」、「在日朝鮮人ハンセン病患者と出入国管理体制」、「朝鮮癩予防協会の設立とその背景-八紘一宇の塔を手がかりに」等がある。

 

■ 日 時

2019年4月6日(土) 11:00~15:10(開場10:30)

 

■ 定 員

50名(先着順・要事前申込)

 

■ 受講料

無料

 

■ 会 場

国立ハンセン病資料館(東京都東村山市青葉町4-1-13)

(→案内図)

※現地集合・現地解散となります。

 

○ 受付フォームからお申し込みの場合

ウェブ上の【受付フォーム】に、必要事項をご記入の上、「芝大門人権講座事務局」宛にお申し込みください。(下記リンク先 又は QRコード から) ※ 外部サイトに移動します。

 

◆ ◆ 申し込みフォーム ◆ ◆

「芝大門人権講座(2019年4月)」QRコード

 

○ Eメールでのお申し込みの場合

件名に「芝大門人権講座4月申し込み」とご記入の上、

(1)「会社(団体)名・所属」、(2)「お名前」、(3)「電話番号」、(4)「メールマガジン配信のご希望(希望する・しない)」をお書き添えのうえ、shibajin@jinken.or.jp あてにメールをご送信ください。

 

○ ファックスまたは郵送でのお申し込みの場合

「チラシ」を印刷・ご参照のうえ、必要事項をご記入の上、お申し込みください。

 

※ 事前申込締切: 2019(平成31)年4月5日(金) 16:00まで

 

■ 問合せ先

公益財団法人人権教育啓発推進センター 「芝大門人権講座4月」事務局

〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル4F

TEL 03-5777-1802(代表) / FAX 03-577-1803

Eメール shibajin@jinken.or.jp

 


* twitter @Jinken_Center

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