私たちの声が聴こえますか(ビデオ)
法務省委託 人権啓発ビデオ
社会福祉施設等における人権 私たちの声が聴こえますか
近年、高齢化が急速に進行する中で、社会福祉施設等の入所者に対する身体的・心理的虐待等が表面化し、大きな社会問題となっています。
このような問題への対策として、平成18年4月に、養介護施設従事者等による高齢者虐待の定義や、職員等が虐待を発見した場合の通報義務などを定めた「高齢者虐待防止法(正式名:高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律)」が施行され、制度面の整備は進みつつあります。
しかし、いくら制度を整備しても、施設職員の虐待に対する認識が改善されなければ、入所者の人権を侵害する行為はなくならないと専門家は指摘しており、実際に、施設内における虐待等の人権侵害事案は後を絶たない状況にあります。
施設内における虐待を根絶していくためには、施設職員の人権意識を高めていくことが一層必要になっています。
本作品は、女優の渡辺美佐子による「ひとり芝居」(施設職員編・入所者編)を中心に、施設職員の人権意識を高める必要性・手法等に関する専門家へのイン夕ビューや、人権意識を高める取組として実際に施設内で行われた人権啓発活動の紹介等「どんな行為が入所者の人権を侵害する行為に当たるのか」ということが自然に理解されるような構成になっており、施設の運営に人権の観点が不可欠であることを強調しています。
文部科学省選定(青年・成人向)
主演
渡辺 美佐子
監修
人権擁護委員 平 清太郎
企画
法務省人権擁護局
全国人権擁護委員連合会
(財)人権教育啓発推進セン夕一
制作
(株)日テレ アックスオン
◇ この商品のご案内は主に団体様・法人様を対象としております。 ◇
【「高齢者」関係のその他の発行物】
人権ポケットブックⅡシリーズ⑦「高齢者虐待」ポケットブック②「高齢者と人権」
人権啓発冊子「みつけて人権」